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玉成舎
​(2021年「国登録有形文化財」登録)

1888年(明治21年)私設の養蚕技術伝習所として建てられた「玉成舎」は、生糸や繭の品質を高める研究を行い教える施設でした。

その後、緋染や紅染、白張加工の工房を経て民家として使用されていました。

ストーリー

2016年(平成28年)、老朽化した玉成舎は取り壊しの危機を迎えました。しかし、地域の歴史を語る上で重要な遺産です。そこで家主さんの英断により建物を残すことになり、まちぶんの理事・正会員の有志が再生プロジェクトを立ち上げます。町役場の担当者や商工会などと協力し、旧所有者との折衝、有機野菜食堂わらしべさんへの購入働きかけ、事業提案、設計・施工ワークショップ、金融機関への橋渡しなどの活動を行いました。
新生玉成舎は、2018 年 9 月にわらしべさんの新店舗がプレオープン、2019 年 2 月に雑貨販売店、ワイン直売所なども加えた総合施設としてグランドオープンいたしました。その翌月には埼玉県の「空き店舗ゼロリノベーションコンペ」にて最優秀賞を受賞。さらに2021年には国の登録有形文化財に登録されました。

新聞やTVなどの取材もあり、遠方からのお客さんが増え、小川町の歴史的建造物再生活用の嚆矢となりました。

ギャラリー

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かつての玉成舎。
傷みがひどく、解体寸前でした。

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多くの方が参加してくださいました。

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皆さまのおかげで、埼玉県の
「空き店舗ゼロリノベーションコンペ」で
最優秀賞を受賞しました。

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建築士さんのご指導のもと
WS形式でお片付け会を開催。

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​断捨離!

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その成果は2018年開催
「共助コン~次代へ残したいもの

 市民活動で盛り上げよう~」にて発表させていただきました。

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